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第33回 坪田〈自燃〉塾・哲学トーク
テーマ「水とわたし」
― 命を育み、命を奪う。水から考える「自然」と「生きること」 ―
2026年9月26日(土)15時から、第33回「坪田〈自燃〉塾・哲学トーク」を開催します。
今回のテーマは、「水とわたし」。
あまりにも身近にあるため、普段はその存在について深く考えることのない「水」。しかし、私たちの生命も、暮らしも、文明も、水なしには成り立ちません。
喉が渇けば水を飲み、雨が降れば大地が潤い、川は田畑を育て、海は多くの生命を養います。
一方で、豪雨、洪水、津波となれば、水は一瞬にして人間の暮らしや生命を奪う恐ろしい存在にもなります。
坪田先生から今回のテーマについて、こんな問いが投げかけられました。
「水は恐ろしいのですが、一方で干天慈雨だったりします。自分にとっての水はなんでしょうか? 海、川、滝、雨……なんでもいいです。」
そこで今回は、水についての知識を学ぶのではなく、**「水を通して、自分自身と自然との関係を考える」**哲学対話にしたいと思います。
■ 同じ雨なのに、なぜ意味が違うのだろう
長い日照りに苦しむ農家にとって、雨は待ち望んだ「恵み」です。
ところが、同じ雨が降り続ければ、川は氾濫し、土砂災害を引き起こし、人の生命を脅かします。
雨そのものには「善」も「悪」もありません。
人間が置かれた状況によって、それは恵みにも災いにもなる。
ならば、私たちが「良い」「悪い」と考えているものは、本当にそのもの自体が持っている性質なのでしょうか。
自然に善悪はあるのか。
それとも、善悪を決めているのは人間なのか。
「水」という身近な存在から、そんな哲学の入り口に立ってみます。
■ あなたの人生には、どんな「水」がありますか?
今回、ぜひ皆さんに持ち寄っていただきたいのが、自分自身の「水の記憶」です。
子どものころ泳いだ海。
魚を追いかけた川。
遠足で見た滝。
雨上がりの匂い。
祖父母の家にあった井戸。
田植え前の水田。
旅先で眺めた湖。
あるいは、豪雨や洪水、台風の恐ろしい記憶を持つ方もいるでしょう。
同じ「水」でも、一人ひとりの人生を通過すると、まったく違う意味を持ち始めます。
「あなたにとって、水とは何ですか?」
そんな問いから対話を始めたいと思います。
■ 水は「資源」なのか、「命」なのか
現代社会では、水は蛇口をひねれば出てくるものになりました。
ペットボトルに入り、値段が付けられ、ダムに蓄えられ、水道管を通って家庭に届けられます。
私たちは水を「資源」として管理しています。
しかし、そもそも雨は誰のものでしょう。
川は誰のものなのでしょう。
海は誰のものなのでしょう。
そして、人間の身体そのものも大量の水を含んでいます。
そう考えると、
「水は人間が利用する資源なのか。それとも、人間もまた水によって生かされている存在なのか」
という、まったく違った問いが見えてきます。
前回の哲学トークでは「美意識」をテーマに、お金では測れない「特殊価値」について考えました。
水もまた、価格を付けることはできても、その本当の価値を価格だけで表すことのできない存在なのかもしれません。
■ 「水のように生きる」とは
そして、水を眺めていると、不思議なことに気づきます。
水には決まった形がありません。
丸い器に入れば丸くなり、四角い器に入れば四角くなる。
岩があれば争わずに回り込み、それでも長い年月をかけて岩を削っていく。
柔らかいのに、強い。
古代中国の思想家・老子も、水のあり方に人間の理想的な生き方を見いだしました。
ここから、こんな問いも考えてみたいと思います。
強く生きるとは、硬くなることなのでしょうか。
それとも、水のように柔らかく、しなやかに生きることなのでしょうか。
■ そして、人はなぜ「涙」を流すのだろう
水は私たちの外側だけにあるものではありません。
悲しいとき、人は涙を流します。
しかし、不思議なことに、うれしいときにも涙が出ます。
悔し涙、感動の涙、別れの涙、再会の涙――。
言葉では表現できなくなった感情が、最後には「水」となって身体からこぼれ落ちる。
涙は弱さなのでしょうか。
それとも、人間らしさなのでしょうか。
海や川の話から始まった「水」は、いつの間にか私たち自身の心の中へと流れ込んできます。
今回も正解を求める必要はありません。専門知識も、本を読んでくる必要もありません。
自分の人生の中にある「水」をひとつ持ってきてください。
そして最後には、一人ひとりに、
「私にとって水とは――」
の続きを語っていただければと思います。
水は、命を与え、時には命を奪う。
形を持たず、あらゆる形になる。
そんな水を鏡にして、自然とは何か、生命とは何か、そして「自分はどう生きたいのか」を、ゆるりと語り合ってみませんか。
水について語ることは、きっと、自分の人生について語ることになる。
海でも、川でも、雨でも、涙でも構いません。
9月の午後、それぞれの「水」を持ち寄って、答えのない問いを一緒に楽しみましょう。
開催概要
第33回 坪田〈自燃〉塾・哲学トーク
テーマ:「水とわたし」
日時: 2026年9月26日(土)15:00~17:00
場所: みんなの秘密基地(姫路市)+Zoomミーティングによるハイブリッド開催
秘密基地: 姫路市西今宿3丁目6-3 インフォミーム株式会社1F
定員: 会場10名/Zoom10名(いずれも先着順)
ファシリテーター: 坪田知己(ジャーナリスト/哲学対話ファシリテーター)
食事会: 秘密基地での参加者を中心に、哲学トーク終了後に開催予定。
参加費
オンライン参加:1,000円
「ゆいトレ」またはPayPayで決済
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■ 参加費・決済方法
オンライン参加 1,000円
「ゆいトレ」または PayPay にて決済
PayPay決済の方は、支払った旨を info@memenet.or.jp 宛にお知らせください。
「ゆいトレ」はユーザー登録が必要です。
参加希望の方は、コメントまたはDMでご連絡ください。
トピック: (2026/09/26)第33回「坪田〈自燃〉塾・哲学トーク ―テーマ『水とわたし』」
時刻: 2026年9月26日 03:00 PM 大阪、札幌、東京
https://us02web.zoom.us/j/86599035017?pwd=HNOGZygLfgX65XJBgG9uwUY7cxzGa2.1
ミーティングID: 865 9903 5017
パスコード: 642525




